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法学部で取得しやすくなる資格「司法書士」

法学部で学んで取得できる資格のひとつの司法書士があります。法律に関するいくつかの国家資格のうちで、もっとも国民の権利の保護のために働くに最も身近な法律家です。

仕事の内容は、裁判所や検察庁、法務局などへ提出する書類を依頼主に代わって作成したり、簡易裁判所での訴訟代理や、冬期、供託の手続きの代理などです。司法書士になるためには2つの方法があります。

ひとつは毎年7月に法務省が実施している司法書士試験を受験し合格する方法です。試験は、まず午前中に憲法、民法、商法、刑法から出題される多岐択一式35問の筆記試験が2時間の解答時間をもって行われます。

そして午後に同じく多岐択一式記述試験35問の筆記試験と記述式2問の筆記試験が3時間の解答時間をもって行われます。午後の択一式は供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、不動産登記法、商業登記法から、記述式は不動産登記、商業登記から出題されます。

これらの筆記試験に合格した者は10月頃に実施される口述試験を受験し、最終的な合格者が決定します。口述試験の出題範囲は筆記試験と同じです。

合格率は3%に満たないことがほとんどで、誰でも受験はできますが、試験内容から法学部出身者が絶対的に有利です。

資格取得のもう一つの道は、裁判所事務官、裁判所諸機関、法務事務官、検察事務官として通算10年以上従事するか、簡易裁判所判事か副検事として5年以上従事した後に、法務大臣によって行われる考査を受ける方法です。合否判定のための考査は口述と必要に応じ筆記を行うことになっています。

いずれのルートを取る場合にも、圧倒的に法学部出身者が多くを占めています。法務大臣から認可されると各都道府県の司法書士会に入会し、司法書士連合会の名簿に登録し業務を行うことができます。

資格取得当初は多くの人が司法書士事務所に勤務することになりますが、自ら事務所を設立することもできます。また、一般企業での求人もあり、社員として就職し活躍する人もいます。

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